初期のシリンダーオルゴール ペアティース

メーカー:不明  スイス

演奏方式:一般的シリンダーオルゴール 繊細な演奏

製造年:1820年頃

シリンダーサイズ:直径3cmX長さ11cm

櫛歯の数:1本X4+2本X34  合計72弁

演奏曲数:3 38秒/曲

ケース:幅27.5X奥行17X高さ13cm 1860年頃現在のケースに入れ替え(元は時計の一部)

櫛歯画像

2本づつネジで止めたペアティース(セパレートティース:2から5本のコームを1本のビスでとめてあるもの)。まだ一枚の板で櫛歯がうまく作れなかった初期のシリンダーオルゴール。両端の1本のコームを1本のネジで止めている各2本の4本のみに重りの金物が溶接して低音を出すようにしている。他には重りがない。鳥の羽のダンパーが付いていたと思われる。(接着剤が残っていた)高音部が中央にあり両端が低音部という山型の櫛歯がめずらしい。

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